【タイプ②】同棲・結婚・出産などで生活が変わる人
2014/10/22
タイトルのいずれのケースも将来の幸せを感じさせる人生のイベントの1つですよね。
上記のような人生のイベントでは、自動車を利用し始める好い機会になります。私の場合、妻が出産したことをキッカケにして車の必要性を切実に感じ始め、カーシェアを利用するようになりました。
具体的にカーシェアの必要性を検討してみます。
1人当たりの交通費が下がる
タイトルに挙げたイベントは、いずれも「行動を共にする人が増える」ことを意味します。遊びに行く時も買い物に行く時も、1人で出かけるよりも皆で出かけた方が楽しいですよね。
しかしながら電車やバスの公共交通機関の場合、同じ目的地まで夫婦で出かければ、当然大人2人分の料金がかかります。2人に子供が生まれれば、数年後からは子供料金もかかるようになります。
家族が増えれば増えるほど、人数分の交通費が倍々で増えていってしまいます。
それに対し、車の場合、人数による交通費の増加がありません。コンパクトカーであれば大人5人まで乗れるので、目的地まで1人で行くのも5人で行くのも、料金は同じです。
すなわち、車を利用する場合、家族が増えれば増えるほど1人当たりの交通費は下がっていくのです。
もともと初期投資がほとんどかからないカーシェアの場合、「交通費の人数割り」の効果は大きいです。ルートによっては、公共交通機関で移動するよりも、カーシェアで移動した方が、交通費総額が割安になる場合もあるでしょう。
プライベート空間を共有できる
車を使ってのドライブは、デートの手段として昔からの王道です。
その大きな理由は、「2人だけの空間」を共有出来る事にあります。カップル2人がお互いの愛をささやく場所として、こじんまりとした車内は丁度良いのでしょう。
車を運転し始めれば、車内は完全なプライベート空間になります。車内でポテトチップスを食べようが、化粧をしようが、電車と違って誰かに注意される事もありません。お気に入りのアーティストの曲を口ずさみながら気楽に移動する事が出来るのです。
他人を気づかう必要がない
お子さんがいらっしゃる方は分かると思いますが、子供を連れて電車やバスで移動する事はかなりの重労働なんです。
大きなベビーカーを混雑した電車内に持ち込むのはかなり勇気がいりますし、子供が大きな声をあげて泣き出したら迷惑にならないように一生懸命あやす必要があります。たとえ子供が乳幼児の場合でも、その場で授乳することなど到底出来ません。
このような出来事に対して、あからさまに嫌な顔をする人もいたりして、かなり気を遣います。
そして、その大変さを身をもって理解してくると、外出すること自体が減ってきます。うちの場合がまさにこのパターンでした。
でも、それってすごく悲しい事ですよね。本来であれば子供を色々な場所に連れて行って、様々な体験をさせてあげたいと思うのが親心ではないでしょうか。
急病に対応できる
奥さんや子供など、あなたの大切な人がインフルエンザにかかり、早く病院に連れて行きたい場合、あなたはどのようにして病院まで搬送しますか。
自宅近くに開いている病院があれば、歩いて連れて行けば良いでしょうが、土日であったり夜間である場合には、ほとんどの病院が閉まっており困ってしまいます。
このような場合、車が利用できれば非常に有用です。
私の実体験、カーシェアで救急搬送
ここで、ちょっと私の体験を書かせて下さい。
確か娘が2歳ぐらいの時だったと思います。金曜日の夜、娘の体調が悪そうなので体温を測ってみると39.8度!ちょうどインフルエンザが流行っている時期だったので、「これはインフルエンザかも・・・」と思いつつ、一晩様子を見ました。しかし、朝になっても一向に熱が下がる様子はありません。
もしも、本当にインフルエンザであれば発症直後の対応が重要になってきます。出来るだけ早く抗インフルエンザ薬を投与することが出来れば、ウィルスの増殖を抑えて重症化を防ぐことが出来るからです。
幸いにも、土日に診療してくれる小児科救急病院が自宅から10キロ程度離れた場所にありました。私はカーシェアの車を利用して、朝一番で娘を連れて行くことにしました。
先生に診療してもらった結果、案の定インフルエンザという診断結果。タミフルを処方してもらい、すぐに服用することができました。
発祥早期に薬を服用する事が出来たためか、娘のその後の経過も良好で、無事日曜日には元気な笑顔を見せてくれました。(私と妻は、インフルエンザをうつされないように厳戒態勢でしたが・・・)
「車を使おうと思えばすぐ使える環境」があるというのは非常に便利なことだと思いました。
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